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商品詳細
ジョークの哲学

ジョークの哲学[C700938]

販売価格: 350円 (税込)
加藤尚武

講談社現代新書 1990重版 新書 B 小口に微シミ

ジョークの定石とは
「夜、小用に起きて戸を開けようとしたが、宵からの雪で凍りついて開かない。いいことがある。敷居の溝に小便をかけると、滑らかに戸が開いた。外へ出たが、何も用がない」
主人公は、若いくせに人生に何も期待というものを持たないクズのような人間である。敷居の戸を開けようとして開かないなら表に出なくでもいい、というようなぐうたらなのだ。その彼がふと、敷居の戸を開ける工夫というものに動機を持つ。しかしその微かな動機でさえも無益になる。小さな動機を寒々とした冬の陰影の中に葬って、再びぐうたらの殻の中に彼は寝そべる。(カバーより)